
子供が産まれたら、子供のためにいろんなものを買ってあげたくなります。
両親だけじゃなく、おじいちゃんやおばあちゃんも何か買ってあげたいと思います。
僕なんか、ひいおばあちゃんが何か買ってあげたい衝動に駆られているので、会うたびに「何を買ってあげればいいのか?」と聞いてきます。
ベビーカーやベビーベッドはもうあるし、チャイルドシートもあります。
男の子なので、五月人形や兜という案も出ましたが、賃貸なので飾るためのスペースもそれほどありません。それに兜とかだったら、子供が小さいうちしか飾らないのかなぁ。。。とも思ってしまいます。
考えに考えた結果、僕は積み木をプレゼントすることにしました。
目次
積み木をプレゼントするメリット
手先が器用になる
積み木を高く積むときには、バランスととって積みます。
子供の指先の微妙な力加減や、繊細さが求められます。
これによって、手先の器用さが養われます。
創造力がつく
積み木はさんかく、しかく、まるなど単純な形の部品で出来ています。
一つ一つは単純ですが、組立方次第では無限の遊び方があります。
- 高く積み上げたタワー
- 三角屋根の家
- 床に並べて道路をつくる
- 積み木とぬいぐるみを使ったおままごと
遊び方は自由なので、たくさんのことを考えることが出来ます。
これによって、創造力が養われます。
自己表現ができるようになる
子供が一生懸命になにかを作っています。
「なに作ったの?」と子供に聞くと、「ひこうき」と答えます。
でも、何をどう見ても「ひこうき」には見えません。
それでいいんです!
子供の価値観で自由に考えて、その考えを形にすることは自己表現が出来る子に育ちます。
飽きない
積み木は単純なパーツでできているので、作るものや遊び方は無限にあります。
テレビゲームなどでは、クリアすると飽きてしまい、二度とやることはありません。
単純な積み木だから長く使えることが出来ます。
片付けができるようになる
殆どの積み木には箱がついています。
その箱に積み木を並べれば、きれいに収まるように出来ています。
バラバラに積み木を入れてしまえば、箱の中に隙間ができてキレイに収まるようにはなりませんね。
どうやったらきれいに収まるか考えることで、片付けの習慣が身につきます。
大人も一緒に遊べる
積み木は大人も一緒に遊べます。
子供と一緒に高く積み上げたり、家を作ったりすることができます。
子供にとって、親と一緒に遊ぶことはコミュニケーションにもつながります。
孫世代に受け継ぐことができる
積み木は飽きないし、何よりも丈夫なので壊れることはありません。
子供が大きくなって積み木を使って遊ぶことがなくなっても、捨てずにおっておけば孫へのプレゼントとして受け継ぐことが出来ます。
「お父さんも使った積み木だよ」と渡すのもいいと思います。
正しい積み木の選び方
「積み木」と検索すると、かなりたくさんの種類が出てきます。
子供に一生使うことが出来る積み木の選び方を紹介します。
木材でできていること
積み木は必ず木材のものを選んでください。
コルク製のものもありますが、使用しているとボロボロと崩れてくるので長く使うことが出来ません。
プラスチック製のものも、長年の使用で割れたりします。
色がついていないこと
積み木には赤・青・黄などの色がついているものあります。
かわいい!と思うかもしれませんが、できれば色がついていないものを選びましょう。
例えば、赤い家を作っているときに、赤色のつみきがなくなってしまえば、もう作ることが出来ません。
色がバラバラになってしまえば、一体感がなくなります。
作ったものが何であるか想像することが難しくなります。
積み木を選ぶ時は着色されていない白木のものを選びましょう。
一つ一つが単純な形であること
一つ一つがさんかく、しかく、まるなどの単純な部品のものを選びましょう。
年齢に応じて、複雑な形の積み木がラインナップされているものもありますが、複雑な形の部品は使い方が限定されてしまって、子供の創造力を引き出すことが出来ません。
単純な形だからこそ飽きることなく、長く遊ぶことが出来ます。
木箱がついていること
積み木には片付けるための箱がついています。
積み木をキレイに並べることができれば、ピッタリと収まります。
使った後に片付ける習慣にもなります。
部品がなくなっていることもすぐにわかります。
木箱も部品として遊ぶことが出来ます。
木箱も含めて積み木を選びましょう。
角が面取りされていること
面取りされていて、角が立っていないものを選びましょう。
面取りされている木材は、とても手に馴染むので、愛着がわきます。
それに子供が小さいうちは、積み木を投げたりすることもあるので、角が立っていれば危険です。
おすすめの積み木
おすすめの積み木を紹介します。
キュボロ クゴリーノ
藤井颯太棋士が小さい頃に使っていた積み木です。
キュボロの特徴は、溝や穴があいた積み木を並べて、上からビー玉を転がして下に到達させて遊ぶおもちゃです。
積み木の内部や裏側を想像する力と空間把握の力が養われます。
ピラゴラスイッチみたいでおもしろいです。
ボーネルンド 白木積み木
白木の積み木です。
厳選されたブナを使用した世界で人気の積み木でしっかりとした重みがあり高く積み上げても倒れにくい。木箱入りでお片付け練習もできる。
フレーベル社 積み木
ドイツで最初の幼稚園を作った「フレーベル」の考えを基に作られた積み木。
他のシリーズを買い足して、年齢や遊びの段階に応じて遊びの幅を広げることもできます。
ジーナ社 ベビーキューブ
皇室御用達の積み木。
美智子様が愛子様に贈られたことで有名になりました。
降ると色ごとに違う音がする積み木です。
1辺は4cmと大きめなので、小さな子供でもつかみやすいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
子供に一生使えるプレゼントとして「積み木」もなかなかいいとは思いませんか。
単純な形だからこそ飽きることなく、長く楽しく遊ぶことが出来ます。
遊びの中で子供の能力を伸ばすことが出来る積み木は、子供へのプレゼントとして最適です。
一生モノのプレゼントを考えている方は参考にしてくださいね。