僕は2017年6月に骨髄バンクにドナー登録をしました

骨髄バンクに登録すると骨髄移植を必要としている白血病患者のために骨髄を提供することが出来ます。

骨髄移植にはHLAと呼ばれる型が一致する必要があります。その確率は数万分の一という低い確率です。

患者に兄弟がいる場合は、適合する確率が高くなりますが、HLAが一致しない場合は骨髄バンクを利用することになります。

その骨髄バンクに登録したので、その方法や登録した僕が今何を思うかご紹介します。

骨髄バンクに登録しようと思った理由

身近に白血病で亡くなった方がいる

実は僕の身近に白血病で亡くなった方がいます。

とても大切な人でしたが、残念ながら亡くなってしましました。

骨髄バンクを利用して骨髄移植を行ったのですが、GVHDと呼ばれる拒絶反応が強く出てしまいました。そんな彼を見ていると、何も出来ない自分が情けなかった。

彼は必死で戦っているのに、僕は何もすることが出来ない。

彼は幸運にも骨髄移植をすることが出来ました。

僕は彼の骨髄移植が決まった時は、「これで白血病が治るんだ!」と、とてもうれしく感じました。

でも、ドナーが現れることを待っている患者さんはそれすらできないのです。

全国には骨髄移植のドナーを待っている患者さんがたくさん居るのです。

人のために何かしたい

僕は結婚して、子供も産まれて、それなりの生活をしています。

日々の生活で小さな悩みはありますが、変わらない毎日というものはとても幸せということに気が付きました。

「当たり前の日常にこそ、幸せは詰まっています!」

井門宗之(@muneyuki_imon

自分は十分幸せだと思うので、幸せな人を増やしたい。人の役に何か自分ができることはないのか?

そんな大きなおせっかいがドナー登録を決めたモチベーションになっています。

骨髄バンクに登録するとどうなるのか?

簡単に言うと、人の役に立ちます

具体的言えば、骨髄バンクに登録すると骨髄移植のドナーになることができます。

白血病で骨髄移植を待っている患者さんが骨髄移植が出来るようになります。

白血病の唯一の治療法は骨髄移植です。

その骨髄移植を受けることは患者さんにとって生きる希望です

骨髄バンクに登録する方法

骨髄バンクへのドナー登録はとても簡単でした。

ドナー登録ってなんだか面倒くさい。と思っていたけど、拍子抜けするくらい簡単です。

登録方法が分からないからドナー登録をしないという声もあるので、そのハードルが下がればいいなと思っています。

  1. 資料を請求する
  2. 申込用紙に記入する
  3. 近くの献血センターで血液検査をする

資料を請求する

まずは、骨髄バンクから資料の請求をします。資料の請求はネットからできます。

http://www.jmdp.or.jp/reg/about/flow.html

申込用紙に記入する

骨髄バンクに資料請求をすると、ドナー登録のしおりが届きます。そのしおりの中に「骨髄バンクドナー登録申込書」があります。その申込書に必要事項を記入します。

近くの献血センターで血液検査をする

記入した申込用紙を持って、最寄りの献血センターに行きます。献血センターの受付で申込書を提出してください。献血センターでは採血をするだけです。

以上で、ドナー登録が完了します。

採血が終わるとドナーカードが貰えます。

献血センターで採血が終わると、ドナーカードが貰えます。かわいいキャラクターのカードです。このカードは骨髄バンクのドナーだけだもらえるプレミアムカードらしいです。

ドナー登録確認書が送付される。

現時点(2017年6月7日)ではまだ、ドナー登録確認書が届いていません。ネットの情報によると無事に登録が完了されると、自宅にがドナー登録確認書届くようです。

骨髄バンクに登録した後に思うこと

骨髄バンクへのドナー登録はあっという間に終わりました。簡単すぎて、拍子抜けするくらいです。

「え?もう終わったの?」マジでこんな印象です。

ドナー登録を終えて、今僕が感じたことをご紹介します。

人の役に立てた。。。という実感は、ない。

ドナー登録をしたので、これで白血病の患者さんを救うことが出来る!と感じることは特に無いです。

献血センターに行って採血をするだけなので、通常の献血のほうがよっぽど「役に立てた感」はあります

骨髄提供への不安はなくはない

ドナー登録をしたので、自分のHLAの型が合えばドナー提供の打診がきます。骨髄提供をするときには、数日入院することにもなるし、家族への心配もかけることになる。そんな日がいつかやってくるかと思うと、やっぱり不安は残っています

でも、全国のどこかにいる白血病患者さんやその家族の顔を思うと勇気が出てくるような気がします。

僕は、ドナー登録をしたということで少しだけ強くなった気がします。

骨髄バンクにドナー登録について一度考えてみてほしい。

骨髄提供には、リスクがあります。

「僕と同じようにドナー登録をしてください!」とは言うつもりはありません。だって、それぞれの家庭状況や考えがありますよね。一方的な、価値観の押しつけはしません。

僕がお願いしたいことは、「日本には骨髄バンクというものがあって、そこに登録すると少し勇気を出せば白血病の患者さんの役に立てることができるんだ」ということを考えてほしいということです。

それを知って、登録するかしないかを決めてほしいです。

恵まれない人への募金を!とか、カンボジアに小学校を建てよう!とか、子供のための政策を!とか声を挙げている人がたくさんいます。

でも、そんな大きな声を出す前に、自分でできることがあると思います。献血やドナー登録はとても簡単です。

まずは、アクションをしてみましょう。少しだけ、骨髄バンクについて考えてみてくださいね。