勢いよく会社を辞めて、
脱サラ起業する方がいますが、
多くは1年以内で廃業する人もいれば、
そうでない人もいます。

起業にはリスクが伴うので、
会社員時代に用意周到に準備をしてから
事業を始める人がほとんどです。

しっかりと準備をしたにもかかわらず廃業する人もいれば、
下準備なしに思いつきで起業したのに、うまく事業を継続している人もいます。

一体、こういった違いはどこにあるのでしょうか?

 

実は起業して失敗する人の理由はたいてい決まっています。

逆にその理由を先に理解して、
そうならないようにしさえすれば、
失敗しないということです。

どういった理由で廃業するのか早速見てみましょう!

起業が失敗する3つの理由とは

脱サラ起業して事業が継続しないのは次の3つが主な理由です。

  • お金を掛けすぎる
  • 時間を掛けすぎる
  • 大きく始める

お金を掛けすぎる

今では1円企業と言って資本金1円で会社を設立することが可能になっていますが、
運転資金や売掛金を考えるとある程度の資本金は必要です。

会社を起こすための資金は、
貯金したり、
金融機関から借り入れたり、
投資家から出資を受けるなど
資金調達の方法は様々です。

共通して言えることは、
開業初月から大きなお金を扱うことになります。

日常生活では、1,000円でも100円でも節約するという感覚を持っている人も多いと思いますが、
開業して会社を経営していくと、1万円や10万円くらいどおってことないと
浪費してしまう経営者が多いです。

一生懸命にためたお金なのに、
人から借りたお金なのに。

こういったお金を湯水のように使ってしまう経営者は案外多いものです。

浪費というと、
毎晩夜のお店に通ったり、
高級なマンション、
不要な社用車を買ったりというものだけではありません。

買わなくても良い設備を買ったり、
事務所を派手に構えたり、
従業員を大量に雇ったりといったことも言えます。

必要に思えるものでも、
よくよく考えるといらないものは結構あります。

そういったものにお金を掛けすぎると、
起業してもいずれ失敗します。

時間を掛けすぎる

起業する前に本をたくさん読んでから起業する人や、
資格をとってから起業する人、
最適なタイミングを狙って起業する人などいます。

こういった方は、たいていうまく言っていません。

はじめての起業なので、知識はないよりもあったほうがいいに決まっています。

しかし、知識の暗記に時間を掛けてもそれを使いこなせなかったら意味がないと思いません?

知っているということと
できることは違います。

どれだけ起業前に知識をつけたとしても、
それを使いこなせなかったら意味がない

 

それよりも、まずはやってみることが大切。

わからなくなったら調べたり、メンターに聞いてみることがいいでしょう。

下調べに時間を掛けすぎると
大切な時間を失ってしまいます。

大きく始めると失敗する

起業して事業を急拡大しようと前のめりになって失敗することはよくあります。

例えば、
「駅前の一等地に飲食店を開業するために開業資金3000万円が必要!」という場合。

本人の中では、駅前の一等地にお店を開業すれば、
たくさんのお客さんの目にとまって、
多くのお客さんが来店してくれる。
と、考えているのでしょう。

たしかに、この理論はわかります。

しかし、その予想が外れたときどうしますか?

予想よりも客足が伸びなかった場合は、
毎月の家賃が重くのしかかってきます。

いきなり大きく始めてしまうと、
想定外のことが起こったときに対処できなくなります。

大きなお金を投資して、一等地に出店したはいいが、数十万円しか売上がなかった。という失敗例はたくさんあります。

これは、本人の思い込みと社会のニーズのミスマッチから発生することです。

どんなに勉強しても、
はじめて起業する人は素人経営者です。

自分が考える予想は外れると思っていたほうがいいでしょう。

起業したてのころは毎月の売上が3万円でもいいです。

大切なのは黒字か赤字かということ。

黒字になっているということは、
事業がうまく回っている証拠なので、
そこから売上を拡大する施策を考えていけばいいのです。

起業したてのころは、目標売上額をたてるよりも
事業が回る仕組みをつくり、黒字が出せる仕組みなのかを検証することが大切です。

いきなり大きく始めてしまうと、
黒字になるまでの損益分岐点が高くなってしまいます。

小さく始めて、少しづつ大きくしたほうが利益を確保しやすいです。

また、会社を辞めて起業するよりも
休日を使ってスタートしたほうが小さく始められます。

会社を辞めてしまうと、起業当初から1ヶ月の生活費を稼ぐこともままならないはずです。

そうならないためにも、週末起業も視野に入れましょう。

起業の失敗例を知っていてもやってしまいがち

今回紹介した起業の3つの失敗例は、
いずれも基本的なことばかりです。

しかし、わかっていてもやってしまいがちです。

既にいくつもの事業が立ち上がっているなら、
新しい事業が失敗してもなんとかなりますが、
起業したての場合は、廃業に追い込まれることもあります。

開業資金を500万円かりて、一年で廃業。あっという間に500万円の借金を背負う
という起業家が何人もいるようです。

今回ご紹介したことを念頭に起業をするようにしましょう。